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初沐浴 [子育て]

自宅生活2日目にしてチビ助はグズることを覚える。
覚えるというよりはグズって父を困らせる手段を使いだす言った方が正しいかもしれない。

病院の新生児室生活では出生9時間後から3時間ごとの授乳で母もチビ助も寝てようが起きようが、かまわず規則正しい生活を強いられていたのだが、帰ってきてからのチビ助はその規則正しい生活から解放されたかのように寝たいだけ寝る。
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朝だろうが昼だろうが夜、夜中だろうが関係なく寝る
そして、お腹が空き次第大泣きして飲みたいだけ飲んでまた寝る。
まったくご立派。
自由気ままなチビ助である。

そして、自宅生活2日目にしてグズると抱いてもらえるということを覚える。
いや、親馬鹿な父が覚えさせてしまったのだ。

病院から自宅へ、生活環境が変わって慣れないから、可哀そうだと…早く慣れてもらおうと泣く前に飛び起きて抱っこ。そして、部屋中をうろうろ。
お乳を飲んだらすぐ抱っこ。ゲップをさせ抱っこして寝るまで部屋中をうろうろ。
日中のご機嫌さんの時に
「お前、何でグズるの?」
と、分る筈もないのに問いかけると…
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と、こんな顔して舌出しやがった。

そんなチビ助の家での初お風呂、初沐浴というんでしょうね。
家人に「赤ちゃんの沐浴材の○○○○買って来て!」との命に薬局へ行き、よくわからなかったので…

須間「すいません。シェキナベイビー下さい。」
店員「シェキナベイビー?」
須間「赤ん坊の沐浴材のシェキナベイビーですが…。」
店員「あぁ・・・スキナベープですね。」

知るかぁ!そんなこと。
こっちは初めてだし、そんな感じだったことは分ってたがしっかり分って言ってる訳ないだろう!
店員だったら意味を汲めよ!

あ~危ない、危うく内田裕也さんで我が子をお風呂に入れるところだった。

でもって初沐浴。
これ、パパの仕事ね。

でもまた、大泣きすんだろうなとの予想に反して、なんと気持ちの良さそうなこと。
何度もベビーバスの中で伸びをするチビ助。
「お前は湯治の爺さんか!」
ってくらい伸びて縮んでまた伸びる。

ま、そこまでだったら可愛いもんだが、あまりにも気持ち良かったんだろう。
オシッコはするわ、おまけにウンチまでしやがった。
お風呂に入れて綺麗にしてあげるつもりだったのに、風呂に入って排泄物だらけになりやがったよ、このチビ助は。
家人からは再沐浴の命を下され、父親の威厳丸潰れ。
しかし、これだけでは終わらないこのチビ助。
沐浴後、裸でタオルを巻きよ~く体を拭いてやるとこっちを向いてニカッ[わーい(嬉しい顔)]
次の瞬間…じょ~~~~っ[牡羊座]っと噴水のようなオシッコ。
「お前ふざけんなよ!」と一言言ったら・・・ブリュリュリュリュ!
・・・・・・・・今度はウンチですか…。

湯治の爺さん改め。  「お前は呆け老人か!」

で、再々沐浴!

初沐浴が3度もしたうちのチビ助。

それからというもの、もうイタチごっこ。
おしめが濡れてる、汚れてる。
お尻拭きで綺麗にしてやると気持ち良くなったのか、服着せてる瞬間からブリュリュリュリュ。
エッ?
おしめを見るともうご立派に汚れてる。
お前わざとだろうって尋ねると口で答えず尻で答える、ブリュリュリュリュ。
このチビ助、なかなかやる奴である。



遂に! [子育て]

本日、産まれたばかりの息子と出産を無事果たした家人が産科を退院する。
家人においては出産準備の為、実家へ戻っていた日から数えて約1カ月ぶりの帰宅。

子供の為にと現在の住まいに越したのが9月の初め、なので家人は現在の住まいよりも実家暮らしのほうが長くなっている計算である。
チビ助に至っては今日初めて外気に触れ、別世界である自分の家に足を踏み入れるのである。
(おわかりだろうが、チビ助は自分で踏み入れるわけではないのだが…。)

家人の実家の母親は退院しても暫くは医院近くにある実家で暮らすと思っていたらしいので、孫との生活を楽しもうとしていたらしい。
しかし、こっちだって一日も早く家族3人での生活を待ち望んでいた身、そこだけはそうやすやすと渡す訳にもいかない。

家人実家の母から
「退院したらそのまま家に帰るっていうのよ。何も出来ないのに大変になるだけだからって言ってるのに…、一彌さんからも言ってあげて。」と言われたものの、
「しょうがないですよね、言い出したら聞かないから。もうその分も覚悟しましたから。」と言ってのけて、何とか切り抜けた。
後で、家人からは
「酷い!まるで私が言いだしたみたいじゃない。人のせいにして!病院からそのまま帰って来いって言ったのはそっちでしょ!」
とこっぴどく怒られたが…。

まぁ、このチビ助は良く寝る。
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新生児は寝てるか泣いてるかのどっちかだから。とはよく聞かされるがこのチビ助は寝てるか…だけしかない。
母親には授乳などで接する時間が長いせいか、目をぱっちり開いていたり、時折笑顔も見せたりしてるそうなのだが、この父親には寝てる顔しか見せない。

病院では父親が接する(抱く)ことが出来るのは一日25分間。触れ合いの時間として直接面会が許されている。それ以外は一日2回1時間新生児室の窓越しからガラスを隔てた対面しか出来ないのである。
しかし、その時でもチビ助は寝てる。他の赤ちゃんが泣いてても寝てる。
産まれたばかりの時には分娩室でも、体を洗ってもらい部屋に戻った時でも他のどの赤ちゃんより大きな声で泣き、取り上げてくれた先生や助産婦さんも、「いや、ホント大きな声で泣く赤ちゃんだ。」と失笑を買っていたチビ助だが、その時以来泣き声を聞いていない。

一日25分しかない時間の中で、揺り起そうとしても、顔や頭をさすってみても、顔を近付けてとしても、時折、薄目を開け、面倒くさそうに僕を見るのだが、すぐに寝る。
家人が同じことをやると、少し目を開け、「ニッ[わーい(嬉しい顔)]」と笑顔を見せる。
生後4日目の赤ん坊が見えてるはずはないのだが、なぜ母親に「ニッ[わーい(嬉しい顔)]」で父親には面倒くさそうに相手にもしないんだ?
しかも、なかなか愛嬌のある「ニッ[わーい(嬉しい顔)]」がムカつく。
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そんなママ派の小悪魔がこれからご帰還する。

いよいよ、子育て奮闘記が本格的にスタートする。
華麗なる新米パパなら良かったのだが、加齢なる新米パパだから…。
実際は高齢なる新米パパであって・・・。

今日から始まる子育て奮闘記だが、まず第一の目標は…
まだ先の話だがこの小悪魔の第一声で「パパ」とか「とーたん」とか父親であることを認識する呼称で呼ばせること。
どんなことがあっても「ジージ(爺ージ)」と呼ばせないようにしなくては!
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